ねメモ

ダブルバトルです

ポケモンSV 構築レポート⑧セグレディンルー

今週使ってた構築。習慣として記録

 

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ポケモンSV 構築レポート⑥ カイリューディンルー+欠伸 - ねメモ

元々ラムカイリュー+ディンルーの並びを使用していた時に感じた弱さとして、

マルスケと精神力どちらかを選択しなければならない

②特にマルスケの場合、ギャラドスに強いアクションがない

③テラスをしないカイリューが弱く、かなりテラス前提的である

などを課題に感じていた

 

そこでカイリューの互換として「飛行テラスクリアチャームセグレイブ」を採用すれば、実質ラム精神力カイリューに近い使用感を実現しながらも単体性能が高く、さらにテラス前提でない、とあまりに強い要素が詰まっていると見ることができた

 

セグレイブ+ディンルーの組み合わせで考えた時、1つの並びを思い出した

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この並びは4/4付近の海外大会で上位を獲得したことで注目され、その後の第一回ネット予選までは環境に結構いたらしい構築である

スタンダード構築は全体的にバランス良く役割が振られているため、ぱっと見で強い動きや軸が理解しづらい。しかし、セグレイブ+ディンルーの組み合わせとしてこの構築を見た時、具体的な立ち回りやシナジーが見えてきて、理解度が上がったと感じた

これに近い並びにイルカマン構築も存在するが、それにセグレイブが採用されがちな理由も、「セグレ+ディンルー」と「イルカマン+サイクル」の軸を共存させたものであったと解釈できた

その自分なりの解釈をもって数戦回しただけでも強い手応えを感じ、勝てる確信があったため使い続けることとなった

 

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・セグレイブの飛行テラス

カイリューとの互換と考える上では飛行テラスでないといけないと思ったため選択。実際はわりと自由とは思う

主なメリットは2点

・巻き込み地震が可能(テツノカイナのような高耐久を地震+巨剣で落としに行く動きなどができる)

・対イダイナキバ性能(毒,鋼,炎などのテラスだとセグレディンルーとイダイナキバとの対面での行動選択が安定しない)

パオジアンやツツミに縛られやすくなるのがデメリットと感じたが、扱いにくさは次第に感じなくなった

 

・先制技の有無

この系統の並びを語る上で毎回自分が言っていることだが、カミユイのようなビート的投げ方に対して守る+地震から入り、その削り残しを先制技で縛るのが強い動きだと評価している。そのことから、ディンルーの隣として相性のいいポケモンは先制技持ちと考えている

カイリューの場合、アクアジェットで削り残したカミを縛るシーンが多かったが、地震+アクジェでカミを縛るにはやや火力が足りず、実は相手の耐久努力値に依存している部分があった

セグレイブは礫を一致で扱えることから、その問題を解決している

先制技がウォーグルやアタッカーアーマーガアなどとの大きな差であると感じる

 

また、セグレイブのカイリューより優れている点として、氷打点が地面打点との補完に優れており、ディンルーを通す性能がより高い。飛行/草テラス全般や相手のカイリューへの対応が安定する点、またこの系統で重いと感じていたテツノツツミ絡みが楽になる可能性と、テラスに依存しない汎用性によるプレイングの幅に魅力を感じた

 

・ディンルーの水テラス

今回セグレイブがハバタクカミやイーユイに強いテラスタイプでないことからも、これらと対面した時にはディンルーにテラスを割き、前述の通り「守る+地震」の動きをメインに考えることとなる

この仮想敵であれば炎テラスでも成立すると考えたが、炎より水が優秀な理由として、イーユイの草テラスより水テラスの方がケアが効きにくいと考えたため。テラバを撃たれた後、草テラスであれば礫で縛れるが、水テラスでは下から巨剣を撃つ必要があり、対処に遅れる

こうした草テラスに対してセグレイブが強いという性質を評価し、他候補にあった毒でもなく水を使い続けた

氷半減のため相手のセグレイブやパオジアンに強い点、鋼半減で増加傾向にあったサーフゴーに強い点も嬉しい

 

・イーユイの型

この構築において課題と考えるのは2点。「対キラフロル」と「対スタンミラー」であった

これに対し、本来であればイーユイを採用していた枠に残飯サーフゴーを採用していたものの、サーフゴーはテラスを前提とした性能なためセグレイブ+ディンルーを主体とした選出に絡めるのは難しく、やや孤立していた

また、炎を構築から抜いた結果アーマーガアやドドゲザンといった鋼全般に軸の選出で対応しにくく、特にドドゲザンはサーフゴーでも対処できないのを悩ましく感じていた

基本選出に絡めることも可能な炎タイプでサーフゴーと似た役割を追求した上で、ウルガモスなどを試した経験などから、最終的にイーユイを水テラ悪巧み型にし、ハバタクカミの技「ミストフィールド」の組み合わせならヘイラッシャ+キラフロルなどに強く出れると結論付けた(🤔)

また、やや怪しめであった対コノヨザルもSに振れば悪巧みで対処しうると感じたのが嬉しい。特にネズミ抜きの並びはかなり楽になった印象

 

・ハバタクカミの型

前述の通り、ヘイラッシャ+キラフロルのような並びに刺さるミストフィールド持ちの型

持ち物はセグレイブ+ディンルーの組み合わせの後発として見ればSブーストでも悪くないが、眼鏡を選択した理由として「①先発性能」「②対コノヨザル性能」がある

①先発性能…ブースト型で仮想敵にフィールドを張ったあとバレル引きなどをして後発に置く展開になった時に毎回腐ってしまっていること、イーユイを選出する際のサポートとして裏にギャラドスやバレルを投げたいが、肝心の初手で隣に置いて優秀なポケモンがハバタクカミ以外にいないため、消去法的に先発で投げたい場面があること。また、細かいものを挙げると対チオンジェンなどをハバタクカミ+モロバレルの組み合わせで見ることもあり、この時チオンジェンのテラスを誘って即バレルに引くことで次ターン以降怒りの粉や胞子をする動きが強いことが挙げられた

②対コノヨザル性能…コノヨザルへの削り性能は当然として、イッカネズミの処理能力が他の型と最も違う点。HDベースのネズミをイーユイの災いのたまもしくはセグレイブの礫と合わせれば縛ることができる

 

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多い選出

①セグレディンルー+ギャラカミ

→対面的な構築相手に。どちらかをギャラに引かせながら動かす動きと、守る+地震などから入るのが強い

 

②カミユイ+ギャラバレル

→サイクル的な構築相手やコノヨザルに。アタッカーを序盤に失うと負けるため、カミは基本的に終盤まで温存。圧だけかけて即バレルバックとかして悪巧みで戦う

 

 

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5/30

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👍

 

6/1 最終7位

 

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6/10ごろ

最速1900(画像は後日のもの)

テラスクエア予選1位など(本戦は不参加)

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少しいじった内容として、

バレルにクリスモ採用して最遅カイナ抜かれ(トリルハバカミ+カイナのような構築を意識)

ハバタクカミをbcsのような配分にしてSを準速カミ抜き&最速トドロクツキ抜き(晴れパやミラー対面意識)