前回記事のガオガエン入りの話にて出した草案の水ポンサイクルの使用感がかなり良かったため少し深掘り
現状ガエンはやや蜻蛉派
・軸
眼鏡ハバタクカミに崩されにくいサイクル構築を目指し、どの角度からもハバタクカミに干渉しやすい水オーガポン+HDガオガエン+モロバレルの3匹軸から構築を開始
水,草,炎のサイクルはドラゴンタイプのケアが課題であるため、これにハバタクカミやパオジアンを添える。これらは耐久が低いため、蜻蛉捨て台詞やキノコの胞子を介しながら繰り出していく
パオジアン…追い風系など対面的な構築への殴り合いとしても優秀な駒であり、草タイプへの打点を持てる点や災いの剣が、より水オーガポンとの相性を良くしている
ハバタクカミ…災い+神速系統の並びに対して必須な神速耐性の枠でありながら、構築が物理に偏っているため重くなりやすい鉄壁ポケモンや持久力ブリジュラスの処理ルートになれるのが大きい
オーガポンはサイクル戦を有利にする剣舞型で採用。主にサイクルをしていく中でチャンスの1ターンを生み出し、剣舞でアドバンテージを得る。ガオガエン+モロバレルで全力サポートの形を取ることもできるが、これはあくまでサブプランとして立ち回るのが強いと感じた
・補完
サイクルできない構築(追い風+高火力パーティ)に対して、初手でエースポケモンが削れたり失ったりした裏にガオガエンやモロバレルなどの殴る性能の低いポケモンが残る展開が弱いと感じた
これに強く出れるポケモンとしてマルスケ+チョッキカイリューを選択した。この枠はタケルライコでもかなり強そうだが、構築に地面の一貫があり化身ランドロスを危惧したため、カイリューの浮いているという点を評価して選択
「サポート要素が腐りやすい相手に対してガオガエンやモロバレルと入れ替わるようにしてこの枠を選出する」という観点から、ドラゴンタイプから採用することで、選出に絡めた際に、例として「モロバレルを選出しなくても水流連打の一貫を防ぐことができる」など、適宜草,炎,(水)タイプの耐性的役割を担うことができる点は理想的に感じる
カイリューを採用したことで見た目上「パオカイ構築」となり、この組み合わせを強く意識させて選出を読みやすくなった点、カイリューの鉢巻を意識させれた点も少なからず恩恵を受けていたと思う
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基本選出
水ポンガエンバレル+パオorカミ
(どのような順で選出しても成立する)
基本選出2(対追い風ビートなど)
パオ水ポンガエンカイリュー
対エルテラ
カイリューカミ+パオ水ポン??わかりません。強い選出あれば募集
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配分について
調整段階のためかなり適当。忘れそうな中で必要そうな要素は書き留めておきます
・優先
ハバタクカミのC180以上(テラキオンをシャインで落とす)
ハバタクカミのHB,パオジアンの不意打ちは耐える(パオカイへ投げることが多いであろうため)
カイリューのA特化(世のハバタクカミをアイヘで可能な限り落とす)
・できれば
水ポンのS169以上(化身ランド,エンテイ抜き,ミラー意識。最速エンテイ見ないから諸説だが、ミラーのS順は試合に影響しやすいと感想)
水ポンのHB187-105(エンテイのフルパワー神速耐え)
ガオガエンHDベース
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ハバタクカミの役割は例の如くサーフゴーで代用することも可能であり、本構築なら型は眼鏡サーフゴーが良さそうな感じがする(悪巧みでも相性は悪くないが、別構築が生まれそう)。エルテラに頭を悩ませているので、今後サーフゴーを使いそうな予感
ハバタクカミを強く警戒しているのもありガオガエンは元々チョッキだったけどカイリューに取られた
今期なかなか本腰が入らなかったけどこの構築が結構気に入ったのでしばらくは擦るかもしれません
後日。相当にエンテイが重すぎる。という感想
どうして今までなんとかできていたのだろう。泣いた