ねメモ

ダブルバトルです

ポケモンSV 構築レポート④ ものまねハーブガブスタン

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お久しぶりです。5億種類の構築をさわりながらも1ヶ月間レポートをサボっていましたが久しぶりに書きます

 

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始まり

てるチャレオフのアーカイブを見る配信をしていた時、cloudさんがものまねハーブを持ったガブリアスで上位入賞していたのを見た

ものまねハーブは寿司の対策として用いられがちだが、ガブリアスに持たせる場合は対寿司で有用なイメージはないため、その仮想敵が寿司以外であるとしたら、寿司対策以外のどの場面で有用な可能性があるだろうと考えるところから始まった

枠でいくつかその仮説を考えていたが、存外にも面白そうなポケモンだと思ったので実際に触ってみることにした

 

ものまねハーブをガブリアスに持たせるメリットとして特に挙げられるのは、

・味方の威嚇で負けん気を発動させると攻撃が上昇する

・鎧グレンアルマギミックに強い(使ってみたところ、ACSの上昇全てをコピーできるようだった)

 

自分が興味深いと思ったのは、特に前者である。ドドゲザンやコノヨザルといった負けん気が環境で採用数が多いことが威嚇サイクルにとって厳しい要素だったが、それを克服できれば、威嚇サイクル自体の刺さりは非常にいいと考えていた

威嚇サイクルのデメリットを逆手に取り、ものまねハーブで負けん気を利用してガブリアスを通す動きができれば、威嚇サイクル構築の欠点を克服できると考えた

 

加えて、コノヨザル+イッカネズミの構築に対して、負けん気でAの上がったガブリアス地震で押していく動きが対策としても有用であり、やる気コノヨザルであれば、それはそれで威嚇を入れて素直にモロバレル+剣舞ガブを絡めることで対策が成立するのでは、と考えた。ビルドアップをコピーできる点も嬉しいところである

 

最近カ・エール氏やゆず氏を中心に実績を伸ばしつつある弱保グレンアルマ構築に対して強くなれる点も魅力的で、ネズミコノヨザルの取り巻きにグレンアルマギミックが採用されやすい点も、どちらにもものまねハーブガブリアスが刺さるため、選出を一貫できる偉い点が機能していたように思える

 

威嚇サイクル構築の雛形としては、S1後期に一時期着手していたスタンダードの形として、ドドゲザン+威嚇2枚+モロバレルの並びを引っ張り出した

この並びは複数枚の威嚇を採用することによって、ヘイラッシャに対して何度も威嚇を入れて腐らせることができる。ヘイラッシャ以外のポケモンにテラスドドゲザン単体の通りが良く、花粉団子でドドゲザンのHPを保ちながら突破する動きがとても強力で気に入っていた

ウインディともう一枚の威嚇は、ヘイラッシャに投げやすい耐性を持つ点でギャラドスボーマンダが選択肢だと考えていたが、今回ボーマンダである理由は、強いことが周知され、数を増やしている欠伸サイクルヘイラッシャ構築に単体で刺さっている点が優秀なため。実際に何度か当たった欠伸サイクルには、特に危なげもなく自然に勝つことができていた

 

マリルリは最近単体で気になっていたポケモンで、今回はテラスを切らずともヤミカラスビートのような構築に殴り合える性能を持つ駒として試験的に採用してみた。チョッキかつアイススピナー持ちの型なので、トリルプランをとるグレンアルマ+イエッサンに後投げから封殺できそうな雰囲気もある

他に適したポケモンがいる気もする

 

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本日20戦近く回して17-3くらいで、わりと高い勝率を出せていた。今までのスタン的構築(欠伸寿司を除く)では最も使用感はよかったかもしれない

環境のメジャー構築、①寿司/②ネズミサル/③イエアルマ にそれぞれ対応できうる要素を持ちつつ、寿司に対しては欠伸寿司にも対応可能、ネズミサルとイエアルマの同居構築にも先発を一貫しやすい、という点から意外にも気に入った構築に仕上がった

ものまねハーブは見かけ以上に発動機会が多く、ウルガモスの蝶舞などもコピーして上からマウントを取れていた

 

実を言えばまだネズミサルには不安が残っている(初手の動きのベストはなにか、やる気だったとしてモロバレルを絡める場合、どのようにして絡めるか)ため、例えばガブリアスを地面テラスにしたり、マリルリの枠を他に考えてみたり、よければここから発展させてみてほしい