ねメモ

ダブルバトルです。書体バラバラなのは許してください

ポケモンSV 構築レポート㉑白馬スタン

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タケルライコを10万↔︎エレキネットで迷ってる

 

【白馬選択の背景】

しばらくザシアンを使用していたが、ミライドンの減少,グラードンの増加などで環境の立ち位置が悪くなり、別の禁伝への変更を検討していた一方で、ザシアン構築で使い慣れた一般枠は非常に強いと感じていた

本構築は、これに添えた時に最も綺麗に纏まる禁止伝説、すなわち環境読みではなく構築のパワーを引き上げるのを重視し、白馬を採用している

水ウーラオス+タケルライコの組み合わせで不足する草への打点や、バレルを扱う上でケアの必要な草テラスに対して自然とリスクを付けれることが白馬採用の大きな理由である

が、このルールでの白馬使用経験が未だなく、勉強として触っておきたかったのも本音である

 

【一般枠選択等】

サイクル基盤として強いと感じたウーラオス,ガオガエン,モロバレルを固定とする

 

このルールでの他の構築と同様に、おおまかに積み系統の特殊禁伝と対面系統の禁伝の2パターンで捉え、これらに強い要素を構築に用意する

 

①積み系統への要素

モロバレルの胞子+クリアスモッグで相手の積みを解決する方向性で技構成を選択。この動きを猫騙しに妨害されないよう隠密マントで採用する

積み系禁伝の中でも胞子の通らない草テラスオーガには、白馬を水テラスで採用することで解決を図っている

→サイクル下で相手の積みに隙を見せにくい立ち回りを実現でき、汎用性の高い基本選出が確立された

 

②対面系統への要素

対面型黒馬,追い風オーガ,眼鏡テラパゴス構築などを意識したチョッキライコの採用。白馬をノーマルテラスなどではなく水テラスで採用する上で課題となる黒馬(その中でも、特に眼鏡アストラルビット)に対しては、タケルライコをチョッキ+悪テラス型で対応する

参考:

https://x.com/notonoto_mby/status/1818854867496280128?s=46&t=SfYWFvzsjJZQLU5h7hm6zw

→対アグロ黒馬についてはほとんどの試合を先発ライコのバークアウトで凌ぎ、後発のトリルで切り返すプランをとっており、ある程度の再現性も確立できた

 

③補完

最後の1匹については、上記5匹で対応できないと感じた、

対ミライドン,対炎テラスグラードン,一部ザマゼンタ(イーユイ入りなど)に対してスカーフランドロスを採用

→特に対ミライドンでは予想以上に活躍し、採用してからはシーズンを通してほぼ全勝を収めることができた

 

また、全体的な型調整として、白馬にテラスを切るシーンが多い点から、一般枠のテラスタイプは特定の対面勝率を補う方向性で優先的に決定していった

 

【型調整等】

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テラスの想定対面:カイオーガ,イーユイ,汎用

カイオーガ以外に対しても構築的に相手の水タイプの処理が遅れやすいため、炎テラスでの採用は不可。水テラスと竜テラスの2択であると思っている

ガオガエンに上から鬼火を撃たれるか否かで展開の快適さが大きく変わる場面があると感じ、S高めの型で採用した

他にもリキキリンの上を取ったり、エレキネットでゴリラやライコの上を取れるようになったのが少し強い場面はある

当然だが、トリックルームは必要な時か詰め切れる時にしか使わない

 

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テラスの想定対面:汎用

特徴的なのはHAベースであることと雫持ちであることだが、サイクルミラー、白馬ミラーで優位をつけることができる点とトリル下でやや強くなる点が魅力であった

副産物として、環境に増加しているHB厚めのガオガエン,HBドーブル,ASの岩ポン,襷パオジアンをワンパンできるのが強力

後述のガオガエンがゴーグルではないことにより、モロバレル入りに対してサイクル不利を取らないためには挑発採用の必要性がある。インファイト不採用により厳しくなったのは基本的には水オーガポンのみと感じる(たまにテラパゴスが厄介だが、そもそもSを削っているのもありウーラオスのテラパゴスへの役割を重く見ていない)

 

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ノーマルテラスの想定対面:黒馬へのお守り

HDベースとすることで積極的に特殊禁伝に胞子を撃っていける他、ミライドンやライコの流星群を耐えやすく、対ミライドンでの勝率を上げた立役者でもある

隠密マントを持つことで汎用性を落とさずに猫+積み技系統への勝率を大きく上げることができる。守るを切った構成の正当化にもやや繋がる

クリアスモッグは積み技禁伝以上に、一定数存在するヘイラッシャにイージーウィンを製造できるのが強かった。他、テラスを切った鉄壁系ポケモン(草ザマゼンタなど)にも厚くなる。一方で、守る不採用によって挑発に脆くなったのは痛い点の1つではあった

 

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テラスの想定対面:ザマゼンタ,鉄壁系

HBベースとすることでウーラオスの技や白馬の+1馬力程度まで耐えられるが、眼鏡黒馬に対して脆くなるため一長一短に感じる

ゴツメはバレルに持たせないため余ったものを持たせてみた程度の気持ちだったが、水ウーラオスへの役割をパーティ内で均等に分散することで、どの立ち回りを取っても水ウーラオスに隙を見せにくくなる立ち回りの自由度面で凄まじく便利だと感じた。発動機会も多く、削りもありがたい場面が多い

Sを気持ち伸ばすことでサイクル戦の中で相手のSラインを探り、後半の白馬を安心して動かせる。相手のガオガエンより速い方が強い場面が多かったとも感じる

 

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テラスの想定対面:黒馬(眼鏡系,ワイフォ系)

補完,役割対象は特殊のビート系全般。バクアで場づくりし、有利な殴り合いやトリルの隙を作る

想定対面に対しても脳死で切れるようなテラスタイプではないため、変更してもいい可能性は感じなくもない(変更する場合、オーガ+トリプルアクセルアマージョに強気に動けるターンを生む水テラスか)

技構成は10万の部分のみエレキネットと選択で、他はどれも使用頻度が高く強力であった。ボルチェンはガエンの捨て台詞と同様に、味方花粉と合わせて白馬を再起させる立ち回りやトリルや胞子をしながらの対面操作で有効である

環境後期の珠黒馬の増加や身代わり貫通のバークアウトが身代わり瞑想パゴスに対してのキーとなったりもするため、対サイクル構築への選出率も次第に上がった

 

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テラスの想定対面:ミライ構築のカイナ,ガエン

補完2,役割対象はミライ構築,グラードン構築,コライドン構築,イーユイ入りザマゼンタ構築

対スカーフイーユイを想定してSは削れないためCS。削れたミライや炎オーガポンを縛る役割のためスカーフ型で確定

熱砂の嵐は封印した方がいいかもしれない。蜻蛉帰り枠は他の技でもいい

仮想敵に対する勝率は満足できる程度には確保できた

 

【基本選出】

水ウーラバレル白馬ガエン

ほとんどの場合白馬を裏に温存し、3匹でサイクルしながらいい感じの対面に白馬を投げる立ち回りを取る。相手のモロバレルに隙を見せないために水ウーラオス先発がほとんど。モロバレルも型が先発向きなため、初手ウーラバレルが多い

 

役割対象にライコを絡める場合先発、ランドを絡める場合後発に置くことが大抵

 

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8/18と8/24にそれぞれレート2000を達成

(画像の3位と5位)

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8/26に2ロム2050達成(画像なし)

 

9/1 2100達成,最終4位

最終形paste

Pokepaste S21